さて、今年はどんな年になるのだろうか。社会はこのままズルズルと劣化していくようにしか思えないのだが、社会が劣悪な状況になればなるほど、傑作と呼ばれる芸術作品もまた生まれている様にも見える。そこに芸術本来の役割があるのであれば、表現者はめげることなく、未来を見据えてその役割を全うすべきだろう。
と言うか、そう思わなくてはもうやってられない。
「牛の飲む水は乳となり、蛇の飲む水は毒となる」 知識や技術はその使い方次第で毒にも薬にもなるもの。人類がこれまで生み出したテクノロジーは、果たして乳だけであったろうか。東日本大震災・福島原発事故から10年目を迎える今、改めて考えてみたいものである。 俵屋宗達の牛図を拝借。本来双...
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