2020年5月13日水曜日

文学が語る言葉とは


昨日TVで放映された多和田葉子さんのインタビューを一部文字起こし。


今、文学が語る言葉とは
コロナウイルスに関しては自然科学がすごく重要じゃないですか、
でも、自然科学というのは個々のファクトについてしか語ることができないんですよね。
私たちはそこから「自分がどういういうふうに生きていきたいのか」を引き出すことはできないじゃないですか。そういういくつもの事実を紡ぎ合わせて一つの物語を作っていく。
でも、そのときにフェイクになってはいけない。これがね、一言では説明できない、非常に難しい問題だと思うんですけど、それを承知の上ではっきり言ってしまうと”フェイクではなくてフィクションを作る”これは人間が絶対必要とするものだと思う。
もし文学、良いフィクションがなければ、人は変なフィクションに、フィクションとも言えないような変な物語に、みんな踊らされてしまう。または、みんな騙されてしまう。

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カワウソ

 駄菓子屋である。  ”正面を見つめて立つ”少女とカワウソである。