2020年1月3日金曜日

2020年



昨年から年賀状は出さないことにしているが、それでも幾らか送られてくるものなので、メールの返信用にこれを作ってみた。鼠の絵は若冲の絵の一部をイラレで自動トレースしたもの。若冲は見て描く”写生”画家としての側面がよく知られているが、このような可愛らしい絵も描いている。下が元絵。(伊藤若冲:鼠婚礼図)


さて、今年はどんな年になるのだろうか。社会はこのままズルズルと劣化していくようにしか思えないのだが、社会が劣悪な状況になればなるほど、傑作と呼ばれる芸術作品もまた生まれている様にも見える。そこに芸術本来の役割があるのであれば、表現者はめげることなく、未来を見据えてその役割を全うすべきだろう。
と言うか、そう思わなくてはもうやってられない。

0 件のコメント:

コメントを投稿